2006年 04月 04日
大阪弁「ほんまもん」講座
新潮新書
札埜 和男 (ふだの かずお)(著)
またまたタツノオトシゴさんよりおかりしました。
「大阪弁」言うことで、たぶん私が脳裏にうかんだのでは?
まあ、関西弁といわずに大阪弁というところが無難でしょうね。
関西でも京都、神戸、奈良とは違う文化らしいですから。
大阪でも、北大阪(北摂)、船場、南大阪、泉北などで言葉は変わります。
両親ともに大阪育ち。私自身も生まれてから35年間育ってきたというのもあり、私はネイティブ大阪人であることは認めます。
(ちなみに江戸っ子は3代東京育ちでないと言わないらしいが…)
でも、この本の書いてあることは2/3以上知らんかったことの方が多かったかな?
間違いというのではなく、 もはや古くて知らないし、テレビ世代はテレビに影響を受けることが多いですよね。ただ、下手な関西弁を聞くとムカつきます。
東京に来てからも、「通じない」という経験はほとんどなく、「関西の方ですよね」といわれることは多いのは確かですが。
この本を読んで思ったのが、東京での関西のイメージって「悪人」「商売人」やったり、「お笑い芸人」やったりするんだな。で、汚い、ずるがしこい、面白いなんてことになるのかな?
でも、実際は「やわらかい語感なんだな」ということでした。
やはり「角が立つこと」を嫌う人種なんだろうか。
関東の言葉は「冷たく」感じることが多い。関西の言葉はすごく優しい気がする。
しかし、著者はすごい調べたんですねえ。脱帽です。
個人的な意見ですが、言葉は生き物だと思っています。時代によって変化して当然だし、それは大阪弁に限ったことではなく、過去の言葉より今の言葉の方が正しいのではないかと思う。
いくら、昔はこれが正しいのだといわれても。
この本で一番気に入ったところは…
「することは今日せえ、言うことは明日言え」のところでした。
感情高じてカッとなるな、ほとぼりさませ、というわけですよ。
大阪弁は断定しない。ケンカにならない。
また、憲法を大阪弁で書いているところ、まったく戦争なんてする気が一切でてきませんでした。関西以外の方がこの本を読んでどういう感想を持つのか興味があります。
札埜 和男 (ふだの かずお)(著)
またまたタツノオトシゴさんよりおかりしました。
「大阪弁」言うことで、たぶん私が脳裏にうかんだのでは?
まあ、関西弁といわずに大阪弁というところが無難でしょうね。
関西でも京都、神戸、奈良とは違う文化らしいですから。
大阪でも、北大阪(北摂)、船場、南大阪、泉北などで言葉は変わります。
両親ともに大阪育ち。私自身も生まれてから35年間育ってきたというのもあり、私はネイティブ大阪人であることは認めます。
(ちなみに江戸っ子は3代東京育ちでないと言わないらしいが…)
でも、この本の書いてあることは2/3以上知らんかったことの方が多かったかな?
間違いというのではなく、 もはや古くて知らないし、テレビ世代はテレビに影響を受けることが多いですよね。ただ、下手な関西弁を聞くとムカつきます。
東京に来てからも、「通じない」という経験はほとんどなく、「関西の方ですよね」といわれることは多いのは確かですが。
この本を読んで思ったのが、東京での関西のイメージって「悪人」「商売人」やったり、「お笑い芸人」やったりするんだな。で、汚い、ずるがしこい、面白いなんてことになるのかな?
でも、実際は「やわらかい語感なんだな」ということでした。
やはり「角が立つこと」を嫌う人種なんだろうか。
関東の言葉は「冷たく」感じることが多い。関西の言葉はすごく優しい気がする。
しかし、著者はすごい調べたんですねえ。脱帽です。
個人的な意見ですが、言葉は生き物だと思っています。時代によって変化して当然だし、それは大阪弁に限ったことではなく、過去の言葉より今の言葉の方が正しいのではないかと思う。
いくら、昔はこれが正しいのだといわれても。
この本で一番気に入ったところは…
「することは今日せえ、言うことは明日言え」のところでした。
感情高じてカッとなるな、ほとぼりさませ、というわけですよ。
大阪弁は断定しない。ケンカにならない。
また、憲法を大阪弁で書いているところ、まったく戦争なんてする気が一切でてきませんでした。関西以外の方がこの本を読んでどういう感想を持つのか興味があります。
by suzu-perry
| 2006-04-04 21:27
| 本
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