2006年 03月 05日
『推理小説』 秦 建日子
推理小説
秦 建日子 著
ドラマ「アンフェア」が面白いなと思って、原作本を購入。
秦 建日子(はた たけひこ)さんは劇作家、演出家、シナリオライターとしては有名なのかな?
「共犯者」や「ドラゴン桜」などやってたみたいですね。
その初の小説家デビューの作品です。
やはり、ドラマとは基本的なストーリーは同じなのですが、展開が少し違って面白かったです。
ちょっとドラマは少し中だるみを感じるので、やはり小説の方がすっきりとしてます。
でも、これをドラマ化しても2時間ドラマぐらいですものね。
雪平夏見シリーズはまた夏にもあるみたいで楽しみですねえ。
出版社というものを痛烈に批判している本でもあります。
出版社だけでなく、読者自体も批判してますね。
よい作品であるということと、売れる作品であること。
それは本の世界だけでなく、テレビのドラマであったり、音楽であったり。
いろんな方向へまた考えていくsuzuなのですが…
しかしこのタイトルは挑戦的です。
まあ、私自身推理小説で肝心の犯人を知ってから読んだので、推理小説ファンから言わせれば、「つまらない」ということになりそうですが、それはそれで、ドラマでは見えなかったこと。
完全犯罪を目指した連続殺人事件ではなく、
ある意味、瀬崎一郎の自殺のシナリオだったんですね。
ということはこれは「推理小説」ではなく、そういうタイトルの小説なんですよ。
手首を切るのでもなく、首を吊るのでもなく、電車に飛び込むでもなく、
彼の描いた理想的な死に方。
そこがすごい。
夢を描いて出版社にはいったが、現実はやりがいとか夢のようなことはなく。
すごい発想だと思いました。
秦 建日子 著
ドラマ「アンフェア」が面白いなと思って、原作本を購入。
秦 建日子(はた たけひこ)さんは劇作家、演出家、シナリオライターとしては有名なのかな?
「共犯者」や「ドラゴン桜」などやってたみたいですね。
その初の小説家デビューの作品です。
やはり、ドラマとは基本的なストーリーは同じなのですが、展開が少し違って面白かったです。
ちょっとドラマは少し中だるみを感じるので、やはり小説の方がすっきりとしてます。
でも、これをドラマ化しても2時間ドラマぐらいですものね。
雪平夏見シリーズはまた夏にもあるみたいで楽しみですねえ。
出版社というものを痛烈に批判している本でもあります。
出版社だけでなく、読者自体も批判してますね。
よい作品であるということと、売れる作品であること。
それは本の世界だけでなく、テレビのドラマであったり、音楽であったり。
いろんな方向へまた考えていくsuzuなのですが…
しかしこのタイトルは挑戦的です。
まあ、私自身推理小説で肝心の犯人を知ってから読んだので、推理小説ファンから言わせれば、「つまらない」ということになりそうですが、それはそれで、ドラマでは見えなかったこと。
完全犯罪を目指した連続殺人事件ではなく、
ある意味、瀬崎一郎の自殺のシナリオだったんですね。
ということはこれは「推理小説」ではなく、そういうタイトルの小説なんですよ。
手首を切るのでもなく、首を吊るのでもなく、電車に飛び込むでもなく、
彼の描いた理想的な死に方。
そこがすごい。
夢を描いて出版社にはいったが、現実はやりがいとか夢のようなことはなく。
すごい発想だと思いました。
by suzu-perry
| 2006-03-05 16:00
| 本
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