2006年 11月 17日
『手紙』 東野圭吾
最近、精神的に不安定で本を読む気にならなかったのですが、ここのところ少し復活してきました。
そんな気分で本屋さんに足を運ぶことも増えました。
新幹線に乗る前に寄った本屋さんで見つけたのがこの本でした。
東野さんのはとても読みやすいし、これは映画化もされるというのと、「泣けます!」というのにつられました。
特に泣きたいという気はなく、ただ「感動したい」という気持ちはありました。
しかし、内容は重たかった。
両親をなくした兄弟の話で、兄がが弟のためにがんばるんだけど、身体を壊して、強盗して殺人まで犯してしまう。一人になった高校生の弟はどうにかがんばって生きていくけど、差別とか偏見とかはつきまとう。
以前ブログでも紹介したジョン・レノンの曲がかなり印象的に使われています。
差別や偏見はなくならないから、「なくさないといけない!」と声を上げて言わなくてはならないんだよね。
すごいのは主人公が妻がひったくりにあって、自分の娘がケガをすして、被害者になった時に謝りにきた被害者の親族をどうしても許せなかったところ。
キレイ事や正義感では割りきれないモノがあるんだろうなあ。
そこで、自分なりに答えがだせたみたいなのだ。
今のイジメの問題も深刻だよね。イジメも実は子どもたちだけの問題でもなくて、大人の世界でもやっぱりあるんだよね。
イヤだなとは思うけれど、偽善では何も解決しないのだろうね。
家族にこんな思いをさせないためにも犯罪(自殺を含めて)はだめだということを心が痛むほど感じました。
映画で直貴は山田孝之なんだねえ。
そんな気分で本屋さんに足を運ぶことも増えました。
新幹線に乗る前に寄った本屋さんで見つけたのがこの本でした。
東野さんのはとても読みやすいし、これは映画化もされるというのと、「泣けます!」というのにつられました。
特に泣きたいという気はなく、ただ「感動したい」という気持ちはありました。
しかし、内容は重たかった。
両親をなくした兄弟の話で、兄がが弟のためにがんばるんだけど、身体を壊して、強盗して殺人まで犯してしまう。一人になった高校生の弟はどうにかがんばって生きていくけど、差別とか偏見とかはつきまとう。
以前ブログでも紹介したジョン・レノンの曲がかなり印象的に使われています。
差別や偏見はなくならないから、「なくさないといけない!」と声を上げて言わなくてはならないんだよね。
すごいのは主人公が妻がひったくりにあって、自分の娘がケガをすして、被害者になった時に謝りにきた被害者の親族をどうしても許せなかったところ。
キレイ事や正義感では割りきれないモノがあるんだろうなあ。
そこで、自分なりに答えがだせたみたいなのだ。
今のイジメの問題も深刻だよね。イジメも実は子どもたちだけの問題でもなくて、大人の世界でもやっぱりあるんだよね。
イヤだなとは思うけれど、偽善では何も解決しないのだろうね。
家族にこんな思いをさせないためにも犯罪(自殺を含めて)はだめだということを心が痛むほど感じました。
映画で直貴は山田孝之なんだねえ。
by suzu-perry
| 2006-11-17 21:05
| 本
|
Comments(0)