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アコースティック・ライブ・バー「NINE LIVES」(東京都墨田区向島2-9-7 03-3621-0747)のsuzuです!日常のことを徒然に。お店、音楽、お酒に食べ物のことや、suzuに影響を与えたもの、suzuの気持ちとかの記録です。


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『ナラタージュ』 島本 理生

d0066024_2142812.jpgナラタージュ
島本 理生(しまもと りお)著

今年の目標の中で本だけは順調に読んでるな…と自分を少しほめてあげたい気分です。

今度の本はyoshiiさんオススメです。
ナラタージュとは映画などで主人公が回想の形で、過去の出来事を物語ること

読んでいる間中、胸がキュッと痛むというか。
純愛ってこうなんだなって思う。

「子どもだったから愛とかと違うではなくて、子どもだったから愛してるってことに気づかなかったんだよ」

泉は結婚する相手からそういわれる。

大人になってからの恋って、やっぱり打算とかあると思う。
それに比べて高校生の時の好きという気持ちはかなり純粋だと思う。

私の友達でも高校生の時に付き合ってたとか、好きだった人と結婚してる子がいた。
結果的に別れた子もいるけど、そのときの自分がその人を好きだという気持ちは一番深いのではないかな?

高校生の時、好きな人のことで悩んでた友達のことも思い出した。

自分が誰かを好きでいられることはすごく幸せで、誰かの愛に応えないといけないというのはしんどさもあるような気もするね。そして知らない間に相手を傷つけることもあるんだよね。

私は「居心地がいい」というのは、その人が合わせてくれている裏返しなのではないかと思ったりする。

島本さんはそんな心や感情を上手いこと表現してるなあ…。

今日の日経に小川洋子さんのインタビューが載っていて、物語は突然降りてくると言っていた。
そして、物語の洞窟を見つけるのに1年かかることもあると。
作家って頭がいいのだと思っていたけれど、そういうことを見つけるために生まれてくる人もいるんだなと実感。
ある意味音楽とかも学者とかも選ばれし人たちなのかもしれませんね。
by suzu-perry | 2006-03-27 21:57 | | Comments(0)