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アコースティック・ライブ・バー「NINE LIVES」(東京都墨田区向島2-9-7 03-3621-0747)のsuzuです!日常のことを徒然に。お店、音楽、お酒に食べ物のことや、suzuに影響を与えたもの、suzuの気持ちとかの記録です。


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『推理小説』 秦 建日子

d0066024_15453321.jpg推理小説
秦 建日子 著




ドラマ「アンフェア」が面白いなと思って、原作本を購入。
秦 建日子(はた たけひこ)さんは劇作家、演出家、シナリオライターとしては有名なのかな?
「共犯者」や「ドラゴン桜」などやってたみたいですね。

その初の小説家デビューの作品です。
やはり、ドラマとは基本的なストーリーは同じなのですが、展開が少し違って面白かったです。
ちょっとドラマは少し中だるみを感じるので、やはり小説の方がすっきりとしてます。
でも、これをドラマ化しても2時間ドラマぐらいですものね。
雪平夏見シリーズはまた夏にもあるみたいで楽しみですねえ。

出版社というものを痛烈に批判している本でもあります。
出版社だけでなく、読者自体も批判してますね。

よい作品であるということと、売れる作品であること。
それは本の世界だけでなく、テレビのドラマであったり、音楽であったり。
いろんな方向へまた考えていくsuzuなのですが…

しかしこのタイトルは挑戦的です。
まあ、私自身推理小説で肝心の犯人を知ってから読んだので、推理小説ファンから言わせれば、「つまらない」ということになりそうですが、それはそれで、ドラマでは見えなかったこと。
完全犯罪を目指した連続殺人事件ではなく、

ある意味、瀬崎一郎の自殺のシナリオだったんですね。

ということはこれは「推理小説」ではなく、そういうタイトルの小説なんですよ。

手首を切るのでもなく、首を吊るのでもなく、電車に飛び込むでもなく、
彼の描いた理想的な死に方。

そこがすごい。
夢を描いて出版社にはいったが、現実はやりがいとか夢のようなことはなく。

すごい発想だと思いました。
by suzu-perry | 2006-03-05 16:00 | | Comments(0)