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アコースティック・ライブ・バー「NINE LIVES」(東京都墨田区向島2-9-7 03-3621-0747)のsuzuです!日常のことを徒然に。お店、音楽、お酒に食べ物のことや、suzuに影響を与えたもの、suzuの気持ちとかの記録です。


by suzu-perry
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『県庁の星』 桂 望実

d0066024_23284616.jpg2月の3冊目は桂 望実さんの「県庁の星」。
2月は日数も少ないけど、1月の繰越1冊があるので、ペースアップ(笑)

タツノオトシゴさんからお借りしました。ありがとうございます。

実は話題作だったんですね。映画化も決まっているようで、でもキャストがねえ。二宮さんが柴咲コウなんて、単なるラブコメにならんように祈るばかりですねえ。

県庁から民間研修ということで、1年間県庁のエリートが民間に派遣されるって言うストーリー。
最初は単なる公務員批判なのかと思っていましたが、大企業病に悩んでる会社にもオススメではありませんか。

野村聡は父親が民間の会社で転勤と残業のため、家庭を犠牲にした日々を送り定年後も役立たずな隠居生活を送っているのを見て、転勤も残業もない「公務員」になり、県庁でもエリートになるべくがんばっていた。
民間に派遣というと、普通はメーカーなどに配属かと思いきや、「スーパー」だった。

そこで自分の上司になるのは…。実際、店をまわしている45歳バツイチ子持ちの二宮 泰子。

最初、なんでオレがこんなところで意味のないことをやらなければならないのだろうかと疑問をもつ野村。そう思うこと自体「人のランクづけ」をしているのだな。

世の中に意味のない仕事などないのだよ。


役所とは「人の上に人をつくり、人の下にも人をつくる」なんて映画のHPには書いてたけど、その通りなんでしょうね。でも、それはエリートの世界であって、公務員って国に雇われてさほど上司に対して重きを置いてないと郵政省の人から聞きました。クビもないし、熱血で仕事やってるとウザイと思われるのかもしれませんね。

それが、野村さん惣菜売り場でチームを組んで、売上の競争をはじめるところから、売れるためにはどうすればいいのかについて考え始めます。
プライベートでは女に詐欺にあうところがマジメさを出してます。

それと対照的に二宮が息子と理解を深めていくところも面白い。

「自立もしてないくせに、言うことはどんどん生意気になっていく。(中略)筋の通らない世の中で、それでも生きていくしかないってことをどうやったら教えられるんだろう。」

ってところ、会社を批判するだけの社員にも言ってやりたい。
あと、、顧客第一主義とか言いながら間の抜けたことを言っている会社上層部の方にも原点に返るためいいんではないですか。
もちろん、公務員の人にも!
オレがなんで!とか言う前に。

別に説教とかそんなんじゃなくて、考えさせられるところいっぱい詰まった1冊でした。
「つまんない人」から「魅力ある人」になりましょう!
Commented by タツノオトシゴ at 2006-02-12 23:48 x
読んでいただけたのですね!ありがとうございました。この本を読み終わって最初に考えたのは「suzuさんならどんな感想を持つのかな?」でした(笑)また、ご指摘の二宮さんの科白は私も印象に残った部分です。
因みに↓の本、ラストを喫茶店で読んで号泣しかなり恥ずかしい思いをしました。
Commented by suzu-perry at 2006-02-13 12:29
タツノオトシゴさん
初コメントありがとうございます。
こちらこそ話題作貸していただいて、しかもおもしろかったので感謝です。
こんな仕事をしてるくせに活字が苦手で。
また、オススメありましたら、るなちゃん経由でよろしくです!
私が読んだもので興味があったらお貸ししますよ!

やっぱり、私と二宮さんダブりました?
食べてる時は男らしいって自分ではまってしまいましたよww
by suzu-perry | 2006-02-11 23:59 | | Comments(2)